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6月26日時点で、コロナウイルスパンデミックについて知っておくべきこと

最新のCOVID-19感染状況

ジョンズ・ホプキンス大学による最新の報告によれば、COVID-19パンデミックが世界中で拡大しており、現在の感染者数は960万件を超え、死者数は48万9千人を超えています。特に米国では、6月25日に記録された39,818件の新規症例が過去最大となり、感染拡大が深刻化しています。また、ラテンアメリカやアフリカでも症例数が増加し、特にメキシコや南アフリカでは死者数が急増しています。さらに、WHOは欧州での感染再拡大に警戒を呼びかけ、ニュージーランドのスキーシーズンについても懸念が寄せられています。

CDCによる実際の症例数の見積もり

米国疾病予防管理センター(CDC)の報告によれば、実際のCOVID-19症例数は報告された数の10倍に達する可能性が高いとされています。ジョンズ・ホプキンス大学のデータによれば、現在の症例数が240万件であるのに対し、実際の症例数は2,000万件を超えると推定されています。CDCのロバート・レッドフィールド博士は、抗体検査の結果をもとに、全国で5~8%のアメリカ人が感染していると述べています。

子供への影響に関する最新研究

一方、子供がCOVID-19で重篤な症状を発症することは非常にまれであるとする研究結果が発表されています。ランセットに掲載された研究では、欧州の子供たちを対象にコロナウイルス感染の影響を調査し、乳幼児から18歳までの582人の患者を対象にしました。その結果、免疫が未熟な子供たちでも重症化するケースは極めてまれであることが示されました。

これらの情報から、COVID-19パンデミックの状況や感染拡大のリスク、子供への影響に関する最新の知見が提供されています。


出典 2020年6月26日更新 World Economic Forum『COVID-19: What you need to know about coronavirus on 26 June』 (2020年6月29日に利用)
https://www.weforum.org/agenda/2020/06/covid-19-what-you-need-to-know-about-coronavirus-on-26-june/