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JapanRx / 2004年にルーベン大学で発見されたコロナウイルスに対するクロロキンの抗ウイルス活性

2004年にルーベン大学で発見されたコロナウイルスに対するクロロキンの抗ウイルス活性

1934年以来、国際市場に出回っている抗マラリア薬であるクロロキンは、SARS様新型コロナウイルス2型(COVID-19)に対して有効であることが証明されています。

クロロキンの抗ウイルス活性は、2004年にルーヴェン・カトリック大学 (KU Leuven) のウイルス学者チームによってすでに発見されています。

中国科学技術省の専門家は、2月17日の記者会見で、クロロキンがCOVID-19患者の臨床試験で治療効果があることを確認しました。

この試験は、北京、湖南、広東の10か所の病院に入院中の患者で実施されました。

 1週間の間にクロロキンを投与された患者は、発熱が少なく、肺機能の回復が早く、ウイルスを体からより早く取り除くことができました。

SARSコロナウイルスに対するクロロキンの抗ウイルス効果は、2004年にKU Leuvenのマーク・ヴァン・ランスト教授(Professor  Marc Van Ranst)が率いるウイルス学者のチームによってすでに発見されています。

レガ研究所(Rega Institute)のバイオセーフティレベル3(BSL-3)研究室では、細胞培養でSARSコロナウイルス1型に対するクロロキンの活性をテストしました。

そして、クロロキンは、ヒトで安全に使用できる濃度で抗ウイルス効果があることが示されました。

2004年8月までにSARSの発生が中国とカナダで減少したため、クロロキンをSARSコロナウイルスを持つ患者に対して試験することはできませんでした。

マークヴァンランスト教授は次のように述ベています。

「ルーベン大学は、新しいSARSコロナウイルス2型ウイルスに対するクロロキンの効果が試された中国での臨床試験に関与していませんでした。

ただし、テストは成功したように思えるため知らせを聞いて嬉しく思っています。クロロキンは安価で、大量生産が比較的容易ですが、製造業者の数は現在限られています。

中国での臨床試験の結果がさらなる研究によって確認された場合、クロロキンはこの新しいコロナウイルスに感染した患者の治療に世界的な影響を与える可能性があります。

 

 

【以下のリンクより引用】

Antiviral activity of chloroquine against coronaviruses discovered at KU Leuven in 2004

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