メトホルミンは、今でも2型糖尿病の治療の第一選択

メトホルミンは新薬との競争に直面してもなお、2型糖尿病の治療においては、第一選択のままであるべきだとの見解を、メリーランド州バルチモアもあるジョンズホプキンス大学医学部のニサMマルサー博士が医療関係誌に述べています。

「我々は、HbA1c値に及ぼす影響が、他の薬とも類似しているため、メトホルミンが、治療の第一選択のままであるべきだと結論付けています。
メトホルミンは、長期的な安全性があり、適度に体重を減らし、胃腸の副作用っはあるものの、それも許容範囲です。
そしてもちろんのメトホルミンは、スルホニル尿素よりも心血管起因の死亡率が少ないのです。」と、彼女はMedscapeの医療ニュースで語っています。

メトホルミンとともに価を行い最新の承認があった薬は、ナトリウム - グルコース共輸送体2(SGLT2)阻害剤、ジペプチジルペプチダーゼ-4(DPP-4)阻害剤、およびグルカゴン様ペプチド1(GLP-1)受容体アゴニストの最新クラスです。
他の薬物は、チアゾリジンジオン、スルホニル尿素、およびメトホルミンベースの配合薬でした。

ダラスにある、テキサス大学サウスウェスタンメディカルセンターのダレンマクガイア博士はコメントを求められた際に、次のように発言しています。
「メトホルミンを正当化する理由は、有効性と有害心血管系への影響についての継続的な懸念を示唆した最初の使用可能な最小限のデータを持っているるスルホニル尿素との比較にかかっているこということについて、奇妙だと思ったことです。」
「つまり、それはスルホニル尿素があれば、これらの分析でコースの有害転帰を、持っている可能性があり、心血管リスクへの有効性がメトホルミンにはあるということを誇張できるのです。」

新たに承認された多くの抗糖尿病薬と近年の新しいデータの豊富さの中、系統的レビューが最新の相対的有効性と安全性分析をもたらしているということを、マルサー博士は説明しました。

副作用の分析では、スルホニル尿素は、低血糖のリスクが増加することが示されました。メトホルミンとGLP-1受容体アゴニストの組合せでは、胃腸の副作用が増加しました。
チアゾリジンジオンは、うっ血性心不全のリスクを増加させました。
そして、SGLT2阻害剤は、生殖器真菌感染症のリスクを増加させました。

以下の証拠に基づいて、メトホルミンの併用治療の結果は、単独療法のものと同様でした。
そしてレビューは、証拠が限られていたものの、メトホルミンと乳酸アシドーシスのリスクの増加は認められませんでした。また、稀ではありますが副作用の懸念もありました。
FDAはそれまで数十年に渡り警告してきましたが、この論文が書かれてから、メトホルミンは、軽度およびいくつかの中程度の腎機能障害において安全に使用することができることを発表しました。

マルサー博士らは、今後の研究で長期的な死亡率、心血管死亡率および罹患率、微小血管転帰と、重篤な有害事象に関する糖尿病薬の比較効果に優先順位をつけるべきだと結論付けています。

(記事元) http://www.medscape.com/viewarticle/862080#vp_2