糖尿病薬メトホルミンは寿命を延ばすことができる可能性

メトホルミンは2型糖尿病治療薬として米国で承認されました。
英国のカーディフ大学の18万人のデータを分析した研究によると糖尿病患者で無い人が使用すると寿命を延ばす可能性があることを発表しました。
疫病予防センターによると米国では人口の9.3%にあたる291百万人の糖尿病患者がいます。
2型糖尿病患者はそのうち90-95%にあたり、肥満になったり、運動が不足していたり、年齢を重ねることで発症率も高まります。また2型糖尿病の家族歴も発症リスクを高めます。
2型糖尿病は健康的な食事、定期的な運動、体重を制御することで予防が可能です。
生活習慣改善だけでなくインスリンや経口薬が必要となる場合があります。
メトホルミンはビグアナイド系抗糖尿病薬でありインスリン産生能力がない場合や、血糖値が制御できていない場合に使用されます。
メトホルミンは血中のグルコースの量を制御し、食事から吸収されるグルコース量と肝臓で作られるグルコース量を減らしてくれます。さらに体のインスリンへの感度を高めてくれます。
肥満と代謝をスルホニル尿素で治療された糖尿病患者か非糖尿病患者にメトホルミンを使用した場合おいて全死因死亡率を比べました。研究データはイギリスの人口約10%の診察研究データを含んだ臨床実践研究データリンク(CPRD)から集められました。
臨床実践研究データリンク(CPRD)では人口統計、病気、処方された薬、免疫、体格指数、喫煙、運動習慣、医療機関からのフィードバックなどのデータを取り扱っております。スルホニル尿素で処理された合計78241人の患者がメトホルミンで治療を受け、12222人の患者がスルホニル尿素で治療を受け、合計90463人の非糖尿病被験者をそれぞれのケースとマッチさせました。
最近になりMedical News Todayでメトホルミンは老化プロセスを遅らせて、寿命を延ばす効果があると報告しました。研究はベルギーのルーベンカトリック大学によって行われ回虫で試験をされました。メトホルミンを投与した中年の雄マウスの健康状態に改善がみられ、寿命が延びたことが研究で報告されました。研究中に合計で7498人の死亡が確認されました。
メトホルミンの治療を受けた患者は少数ですが非糖尿病者とのコホート実験と比較した場合統計的に生存率改善が明らかに見られました。一方でスルホニル尿素を使用した患者は生存率低下が見られました。安価で広く処方されている抗糖尿病薬に糖尿病を治療する以外で有益な作用があることは興味深く見られており、専門家はメトホルミンを第一治療薬として処方された患者の余命を平均寿命へ近づけることができるかの調査をすると述べています。
以下のサイトより引用 http://www.medicalnewstoday.com/articles/280725.php