前立腺癌は男性で最も一般的な癌であり、2010年に米国では28000人以上が
前立腺がんにより死亡しています。スウェーデンにある泌尿器議会の欧州連合による新しい研究では血液型Oと男性が前立腺がん再発の可能性が低いと報告
しています。
疾病管理予防センター(CDC)によると、白人、アフリカ系アメリカ人、アメリカインディアン/アラスカ先住民、ヒスパニック系の男性の間では前立腺癌は2番目に
死亡原因となる癌です。
前立腺がんをもつ多くの男性は病気の症状や兆候なしで他の要因で死亡しますが
CDCのあげる以下の特定の症状が出たら検査をする必要があります。
排尿困難、尿の勢い低下、排尿時に痛み、血尿
腰や背中や骨盤に痛み、痛みを伴う射精
東京医科大学の大野義雄博士、および同僚は2004年から2010年の間に前立腺全摘除術(RP)を受けた限局性前立腺癌をもつ555人の患者を調
査しました。
PRとは前立腺を除去するために行う手術で、限局性前立腺がんの治療法としてはもっともよく行われています。
しかし専門家によると手術を受けた患者の30%は前立腺特異抗原(PSA)の数値が上がり、それは再発を意味しています。
研究チームは過去にABO血液型が膵臓がんや胃がんなどの発症リスクに関連していると考えられました。
研究では血液型Oは血液型Aに比べ35%ほど前立腺がんの再発率が低いことが報告されました。細菌では血液型によって前立腺がんの発生率が違うことが
示されましたが血液型による前立腺がんの再発率は以前には考えられていませんでした。
患者たちに平均52ヶ月間の追跡調査を行いました。大野博士は血液型Oが血液型Aのものに比べ35%の再発率が低いことを発見しました。
大野博士は血液型により前立腺がんの再発率が変わることを示したことは初めてだと語りました。しかし研究を検証するために大きな規模の実験が必要でしょう
。
ABO式血液型では人種、地理的に大きなばらつきがあるためこういった作用が他のグループにも影響するか調査することが重要です。血液型グループが前立腺
がんリスクになぜ影響するのかは分かっていませんが
大野博士はこの研究が治療に役立つだろうと説明しました。
大野博士はこの研究結果が臨床に実用できるか検討することが必要だと考えており、例をあげると
再発リスクが異なる血液グループによってカウンセリングを行うのか、このリスクを治療法の決定要素に含むということです。
ヨーロッパの泌尿器科協会のPer-Anders Abrahamsson氏は地理的に前立腺がんの発生率に違いがあることから明らかに遺伝的要因があると
述べています。
血液型グループが前立腺がんの発生に関わっていることが証明されており治療法も変わってくるだろうと付け加えました。Medical News Todayでは
遺伝子を見ることで前立腺がんの再発を正確に予測
できる新しいテストについて報告されました。
以下のサイトより引用
http://www.medicalnewstoday.com/articles/275500.php
