最適な抗HSV-2ウィルス薬はどれでしょう?

性器ヘルペス抗ウイルス薬はそれが流行した際のHSV2を治療するのに役立ちます。  
2018年5月20日 - 過去20年間、性器ヘルペスワクチンの候補薬はフィニッシュラインに近づいてきましたが、決して予防が可能になったということではありません。  
これは、性器ヘルペスとして知られる単純ヘルペスウイルス(HSV)を予防することができる市販のワクチンがまだ存在しないことを意味します。  
研究努力にもかかわらず残念な結果となっていますが、それは、主に100種類以上存在するというヘルペスウイルスの多様性に起因しています。  

おもな性器ヘルペスには単純ヘルペスウイルス1型(HSV-1)、単純ヘルペスウイルス2型(HSV-2)の2種類があります。
性器ヘルペスを予防するための認可されたワクチンができるまで、抗ウイルス薬はこれらのウイルスの『治療』を目的として使用できます。  
抗ウイルス療法はHSV-2の治療法ではありませんが、これらの薬はヘルペスを持ちながら生活がしやすくなります。  

軽度の臨床症状を呈する初期のヘルペスを有する人でも、重度の症状を発症する可能性があるため、性器ヘルペスの患者は、抗ウイルス療法を受けることができるとアメリカ疾病管理予防センター(CDC)は述べています。  
食品医薬品局(FDA)は、HSV-2複製サイクルにおける重要な酵素段階を阻害する直接作用の小分子である様々な医薬品を承認しています。  
一般的にHSV-2の治療に使用される、医薬品(錠剤)は以下の通りです。  

  • アシクロビル(先発品:ゾビラックス)
  • ファムシクロビル(先発品:ファムビル)
  • バラシクロビル(先発品:バルトレックス)  

さらに、重篤なHSV疾患や、入院を必要とする合併症を有する患者には、静脈注射によるアシクロビル療法を行なうべきだとCDCは述べています。  
これらの新しい薬剤は、ヘルペス感染の治療において有効であることが証明されていますが、より高い効力、より迅速で耐久性のある抗ウイルス作用、より便利な投薬計画を有する医薬品の必要性が依然として存在します。  
そして、最も重要なのは、新たな抗ウイルス薬は、副作用がより少ない物であることが必要です。 新しい抗ヘルペス薬のパイプラインは、化学合成の進歩により候補薬がより急速に進化したため拡大しています。  

プリテリビル(pritelivir)と名付けられたHSV-2の有望な治療薬は、最近の臨床試験において、現在市場にある医薬品よりも大きなウイルス抑制力があることが実証されています。  
新規の作用機序を有する小分子ヘリカーゼ - プライマーゼ阻害剤である経口薬プリテリビルは、現在、米国でPRIOH-1と呼ばれる臨床第2相試験が進行中です。

プリテリビルは、HSV複製を阻害しますが、ヘリカーゼ - プライマーゼ複合体では阻害し、活性化段階を必要としません。  
反復性生殖器ヘルペスを有する91人の成人のこの二重盲検ランダム化クロスオーバー試験を行いましたが、28日間にわたって検出された生殖器スワブの中のHSVの割合は、バラシクロビルの使用時よりもプリテリビルの使用時に有意に低くなりました(2.4%対5.3%)。
また、発症頻度が、治療薬によって異なることは見出されませんでした。 しかし、24時間未満でのエピソードの割合が、プリテリビル対バラシクロビル(87%対69%)と高くなりました。  
これらの肯定的な結果に関連して、FDAは2017年8月1日に、プリテリビル経口薬のファーストトラック指定を承認しました。  
ヘルペスの感染リスクを減らすたには、コンドームの装着や流行時に性行為を控える、そして抗ウィルス薬を受けることが、論理的な予防手段です。
しかし、それでも感染リスクはゼロではありません。 よくある誤解としては、ヘルペスに罹患している人は無責任だということです。しかし通常そのようなことはありません。  

【以下のウェブサイトより引用】