安全なセクスティングについてのアドバイスは、10代の若者のネット上の安全対策に役立つ

十代の若者への禁欲を訴えることはセックスに関してはあまり効果的ではないことが証明されており、同じことがセクスティングにも当てはまる可能性が高いと研究者は言います。

そのため、少なくとも自分たちを守る方法についての情報を提供し、十代の若者たちを武装させる時が来ているのかもしれません。

Journal of Adolescent Health誌に投稿した研究者たちは、セクスティングという性的に露骨な画像やメッセージの送受信が、一部の一般的なメディアが示唆するほどの大流行ではないかもしれないと述べています。

しかし、それをしている十代の若者たちは存在するため、刑事責任から、大人の捕食者によるネットいじめや被害に至るまでの危険にさらされています。

「若い人たちがそれ(セクスティング)を行う場合、重大な害を引き起こす可能性が低い方法で、それを行う方法を教えるべきなのです。」

と論文の共著者でウィスコンシン大学オークレア校の刑事司法の教授であるジャスティン・パッチン氏は述べました。

2016年の調査で、著者は、全米の中学生および高校生の12%が自分のヌード写真またはビデオを送信し、19%がそのようなメッセージを受け取ったことを発見しました。

彼らのより直近で未発表の2019年のデータでは、14.8%がそのようなメッセージを送信し、27.4%がそのようなメッセージを受信したことがわかったと研究チームはJournal of Adolescent Health誌で述べています。

「セクスティングを行う子供の割合は、それほど高くはありませんが、減少はしていません。

どちらかと言えば増加しています。」

と、パッチン氏は述べました。

パッチン氏と彼の同僚は、10代の若者がセクスティングの法的トラブルに巻き込まれた例を挙げています。

しかし、検察への恐怖が必ずしも若者を思いとどまらせません。

数十年の研究により、逮捕の可能性に関する「恐怖に基づく」情報が示されており、性犯罪者と分類されてもセクスティングは減少しない、と著者らは記しています。

その代り、長期的な結果としての脅威は、彼らが困難な状況に陥った場合助けを求めることを恐れさせます。

著者たちは、10代の若者が危険な行動から直面する可能性のある被害を最小限に抑える方法を強調する『セーフセックス教育』へのアプローチを例に挙げて、訴追よりも教育に重点を置くべきであることを主張しています。

パッチン氏と同僚は、10個の「実用的な」メッセージを提供して、彼らの発達や性的成熟度を評価した後、教育現場や家族環境においてそれを10代の若者と共有します。

著者はそのヒントの中でも、顔を除いたり、個人の特徴を隠したり、位置情報タグをオフにしたり、メタデータを削除したりすることで、若者が写真で自分の個人情報を隠す方法を説明しています。

また、暗示的ではあるものの、完全には露呈しない写真を撮り、しばらくしてから写真が削除されるアプリを使用することも提案しています。

著者は、セクスター達に画像を共有する相手について警戒し、未成年の女の子に裸で自分自身を記録する、または、性行為を行うように圧力をかけるオンライン上の虐待者、いわゆる赤いフラッグが立つキャットフィッシャーとの交信には注意するよう呼びかけます。

最後に、リストには、同意やセクストの所有、および強制についての法的および社会的側面が記載されています。

ブリッジウォーター州立大学のマサチューセッツ侵略軽減センター(the Massachusetts Aggression Reduction Center)のエグゼクティブディレクターであるエリザベス・イングランダー氏は、次のように述べています。

「性教育に関する研究からわかったことに基づいて、このアプローチは、単にこの問題を無視したり子供たちを怖がらせようとするだけよりも望ましいと思います。」

就職や大学の機会を失うなどの問題に直面したセクスターはほとんどいないとイングランダー氏は述べていますが、別の好ましくない側面もあります。

「たとえば、うつや不安などの感情的な結果がもたらされることが非常に起こりやすく、セクストを送った後の否定的な気持ちになるかもしれないということを生徒へ話すことが生産的です。」

パッチン氏は、セクスティングを行っている十代の若者と、そうでない大多数の若者を区別するなど、両親にとってこの話題について、十代の子供たちと話すのに適切な年齢に関する更なる研究が必要だと述べています。

 

 

【以下のリンクより引用】

Safe-sexting advice could help keep teens safe online

Reuters