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ピラティスは高血圧の良薬かもしれない

2020年4月6日(ヘルスデイニュース)- ピラティスは腹筋を強化する以上の効果があるようです。

 

この動きは高血圧を下げ、動脈の硬直を減らすこともあると新しい研究が示唆しています。

ピラティスは、体の芯部の強度、柔軟性、体の姿勢、呼吸の調整に焦点を当てたトレーニングプログラムです。

新しい研究では、高血圧の状態にある19歳から27歳までの28人の肥満女性が含まれていました。

研究参加者は非喫煙者であり、慢性疾患はなく、週に90分未満の定期的な運動を行っていました。

この調査では、女性の半数が、認定インストラクターの監督下において、12週間のマットピラティスセッションを完了しました。他の14人の女性たちは、運動を行わない対照グループとして構成されました。

ピラティスグループの女性は、週に1時間のセッションを3回行い、ウォームアップとストレッチを10分、マットピラティスの一般的なエクササイズを40分、クールダウンを10分行いました。そして、トレーニング強度は12週間に渡り増加傾向でした。

トレーニング期間の終わりまでに、ピラティスグループの女性たちは動脈硬化と中枢(大動脈)圧を含む血圧を大幅に低下させたことを研究者らは発見しましたが、この研究はピラティスが実際に血圧を低下させることは証明しませんでした。

研究著者のアレクセイ・ウォン氏と彼の同僚によれば、4月1日にAmerican Journal of Hightension誌に掲載されたこの研究は、同種としては初めてのものです。

ウォン氏は、バージニア州アーリントンにあるメリーマウント大学において、健康と人間のパフォーマンス部門の助教授を務めています。

 

研究者らは次のように記しています。

「マットピラティスが若い肥満女性の高血圧のリスクを低下させる可能性があると私たちは仮説を立てました。私たちの調査結果は、マットピラティスが高血圧である若い肥満女性の血圧、動脈硬化、体脂肪を減少させることによって、心血管の健康の向上に寄与するという証拠を提供します。」

「肥満の人は有酸素運動や抵抗運動のような伝統的な運動を継続して行うことが少ないため、マットピラティストレーニングは、若い肥満成人の高血圧と心血管イベントの予防のために効果的な運動に代わるものとなる可能性があります。」

と著者らは結論付けました。

 

若い成人の間での高い肥満率は、公衆衛生上の大きな問題です。

ウォン氏のチームは、運動は心臓の健康リスクを予防および管理する上で重要な要素ですが、肥満の女性は従来のトレーニングには固執しない傾向があると述べています。

 

 

【以下のリンクより引用】

Pilates May Be Good Medicine for High Blood Pressure

Health Day